(ノー・ネーム・ホースィズ)

ピアニスト小曽根真が率いる総勢15名のビッグバンド。メンバーのほとんどが彼ら自身のバンドなどでリーダーとして活躍している日本を代表するミュージシャンたちである。

2004年3月、小曽根がプロデュースを手がけた伊藤君子(シンガー)のアルバム『Once You've Been In Love 一度恋をしたら』(Video Arts Music)のレコーディングのために結成。当初はこの録音のためだけの臨時編成だったが、世界的に見ても引けをとらないハイレベルなサウンドに小曽根は大きな手応えを感じ、継続して活動することを決意する。

翌年3月、アルバムの発売を記念して約1ヵ月に及ぶブルーノート全国ツアーを成功させた。ツアー終了直後、ニューヨークから名エンジニアのジョー・ファーラを招聘してレコーディングを行い、2006年1月にファースト・アルバム『No Name Horses』を発表。小曽根を中心に、メンバーが作品を持ち寄り全曲インストゥルメンタルの強力作となった。『小曽根真 ザ・トリオ』の人気レパートリー「スティンガー」や「スリー・ウィッシズ」のビッグバンド・バージョンも収録し、メンバーによる独創的なアレンジと実力者揃いのパワフルなアンサンブル&ソロは、世界的なレベルを誇る。また、世界を見渡しても、新しいレパートリーをレコーディングしコンサートを行っているビッグバンドは希少である。

同じく2006年1月には、ニューヨークに世界中から約10,000人以上にも上る音楽関係者が一同に集い4日間にわたり開かれた世界最大のジャズ・コンベンション「IAJE (国際ジャズ教育協会)」で演奏し、スタンディングオベーションによる大喝采のうちに世界デビューを飾った。3月には、ファースト・アルバムの発売記念で再び日本全国ツアーを展開した。

2007年には東京JAZZに参加。シャープでスピード感あふれ、表現豊かなセッションは「着実にこの世界へ新風を送っている」(日本経済新聞)と絶賛された。

2008年2月にはセカンドアルバム『No Name Horses ll』をリリース。 ビッグバンドの醍醐味を余すところなく伝えてくれるNo Name Horses。彼らの音楽が、日本のみならず、世界中から注目を集める日も遠くない。




小曽根 真 (Piano, Hammond B3 organ)
エリック宮城 (Trumpet, Flu¨gelhorn)
木幡光邦 (Trumpet, Flu¨gelhorn)
奥村 晶 (Trumpet, Flu¨gelhorn)
岡崎好朗 (Trumpet, Flu¨gelhorn)
中川英二郎 (Trombone)
片岡雄三 (Trombone)
山城純子 (Bass Trombone)
近藤和彦 (Alto Saxophone, Soprano Saxophone, Flute)
池田 篤 (Alto Saxophone)
三木俊雄 (Tenor Saxophone)
岡崎正典 (Tenor Saxophone, Clarinet)
岩持芳宏 (Baritone Saxophone, Bass Clarinet)
中村健吾 (Bass)
高橋信之介 (Drums)